08.20 キャラ評あるいはキャラ考察

なんだかえっらそうなタイトルに……(汗)　分かりやすくと思ったらズレたみたいです……　すんません、他の案もなくこのまんまいきます……

「シュガードロップ・ブレイクアウト」が出るので、その前に他の作品に出ているキャラの印象をメモしておこうというだけです。なかなか前の見え方って覚えてらんないもんだし、と。


ちなみに私、「メルクリウスの青い砂」では主人公のユノちゃんに感情移入できなくてあわあわしたこともあるので、かなりアテにならん、的を射てないものになってます。

マーゴット＝エディス・ヴィラ・アヴァロン (「メルクリウスの青い砂」など)

エウロの帝位継承権第1位のお姫様。今度の作品では12歳の誕生日の前から始まるみたいなので、ちょうど繊細な時期なんだろうなぁと思ってます。
性格は生来のものと、守られて育ってきたことの両方があって優しくて平和的な感じになったのかなと。ちょうど今度の作品の頃に、立場ゆえに向けられる悪意や母の面影を重ねる父親の愛情に苦悩していくのかなと思いますが、他にも色々あるでしょうね。
この方には力がなくてできないことと、大切な人あるいはものを傷つけるのを恐れてできないことと、両方あるように見えます。そうやって立場や状況、人の思惑に絡め取られ憂う心が積み重なって、砂でマリカさんと会った時のセリフが出てきたのかなと。あれは羨ましさややっかみ、悲しみが混じっているようにみえました。
この方は自分の立場、エウロの現状のほかに、12歳になるまでの思い出を抱え込んでるように見えるんですよね。それがこの方を抑えつけているというか、振り回しているというか……　けっこう、過去に対する思い入れや執着は強いんじゃないかと。
優しいが故に云々、な人だと思います。



ロディス・カスタニエ (「メルクリウスの青い砂」、「渡り鳥の門は遠く」など)

エウロ地方貴族の子息。この方は気が強くて理想家ですね。
……今のところなかなか分かった気がしないんですよね、主に私自身の所為なのですが。どーしても、なぜか、「頭の回る悪ガキ」みたいに見えて、いや違うだろと否定しつつ、他にこれだ！というのが見つかってません。なーぜーだー……。自分が描いたきれいな絵を現実にしようとしてるところを、そんな風に見てしまうのですが、違うのに、うーん……。
この方は自意識が強くて周りと今一歩距離を置いてしまう癖があるような気がします。今のところ、誰かに背中を預けようとする様子ないですし。頭がいい分後ろも見渡せてしまうもんだから、婚約者のマーゴット姫やエウロの未来を己が手で守ろうとしているように見えます。故に、近眼的になってる気が……　この辺りが危うく見えるんですよね。
ところでエウロを上から改革するんでしょうが、下からも扇動するんでしょうか？　仮にそうでも、そのリーダーを完全には信用しなさそうな気がします。かといって自分がリーダーになるほど余裕はないと思うんだけど……
この方は何かやるときに、手駒や手札を増やして勝負に臨むタイプに見えます。仲間というよりは。マーゴット姫に対しても最大限の礼儀と敬意を払ってますが、愛情かというとちょっと違うような。



ジェラルド・パーカーあるいはジェラルド＝エリク・アヴァロン (「メルクリウスの青い砂」など)

姫の弟であり、影の剣。
素直に姉だけを思って、姉を守っている子……　という以外、この中(シュガードロップ中)ではない気が。姉が優しかったのと、おそらく元々素直だったことから、基本的に穏やかな人になったのかなぁと。
砂より前には、この人にとって「転機」みたいなものはなかったのかなぁと思ってるのですが、どうなんでしょうか。



エリン・グレイ (「渡り鳥の門は遠く」など)

姫の母親の影の剣であり、ジェラルドのお師匠さん。
姫に危害を加えたり危険にさらす人には容赦なさそうですが、それ以外はあまり深い関心を寄せないような気がしますが……　どうなんでしょうね。この方、そんなに登場シーンが多いわけではないので、単純によく分からないです。
ところでこの人は物理法則をファンタジー世界の法則に変換する能力の持ち主だと思います。年老いないというから、物理法則だけじゃないかも？(笑)

そういえばライバルの赤目さんは出てくるんでしょうか。たぶん赤目さんか、少なくとも同業者？は関わってくるんだろうなと思ってるのですが。



あと確か、茶髪(赤毛？)の人が初登場だったような。どんな人かなー。楽しみです。



色々並べてみましたが、こういうのは外れた方が楽しいので、読みが外れるのを楽しみにしてます。新たな面をみるのって、面白いんですよね。