09.28 ボツ会話

この間のディアスSSに拍手をくださった方、メッセージをくださった方、ありがとうございます！
書いた本人は読みづらいかなと心配していたのですが、楽しんでいただけたようでほっとしています。

で、嬉しかった勢いでディアスルートに突入した場合を妄想したのですが、普通に恋愛ゲーム風になるみたいです。また余裕ができれば書いてみます。(何かと不遇ですし…　ほろり)


さて、あんまりこういうの晒すもんじゃない気がするけど、投げ込みます。ディアスSSのボツった会話。最初の方の、端折られた部分です。地の文がないので、ところにより同じ人のセリフが連続しています。

「こっちは調味料なんだな。アンジェラ、これはどこにしまうんだ？」

「あ、すみません。私が片づけますから」

「いいだろ、邪魔はしないからさ。お、この棚の中か？」

(邪魔しちゃ悪いかな)

「さっさと出て、すぐ帰ってくれば大丈夫よね」

「ユノ、これからお出掛けでしたか？」

「え？　あ、ジェラルド」

「うん。その、出かけてもいいっていうし、ちょっと行きたいところもあるから」

「そうでしたか。おひとりで？」

「大丈夫。行くとこは決まってるし、用事が済んだらすぐ帰ってくるつもり」

「でも、ここから出かけられるのは、今日が初めてでしょう？」

「え？　あの……」

「お疲れ様です、ディアス」

「ああ。……」

「こ、こんにちは」

「ユノが今日出かけるそうなので、ディアス、彼女に付き合ってもらっていいですか？」

「ええっ！？」

「彼女、まだこの辺りには不慣れですし」

「い、いいよ！　ちゃんと気をつけて歩くし、その、迷惑になるから、私一人で」

「ユノ」

「その、大丈夫よ？　私……」

「ふふ。僕が心配なんですよ。今日だけでいいですから、ね？」

「でも、ディアスが…」

「ちょうどこれから交代で、彼、この後暇なんですよ」

「……。そうだが」

「というわけで、二人ともお願いします」